土曜日

65■硬水と軟水

水に溶けているミネラルの種類と量で区別しています。
100mlの水の溶けているカルシウムイオンとマグネシウムイオンを、それと等価の炭酸カルシウムの量(mg)に換算して、それを硬度としています。
この数値が20以上の水を硬水、10以下の水を軟水と呼んでいます。

石けんを作るときの水は、硬水だとカルシウムやマグネシウムが反応して石けんカスを作りケン化を阻害してしまうので、軟水の方が良いのです。
ちなみにミネラルウォーターはミネラル(カルシウムやマグネシウム)が多いので石けん作りには向かないとされていますが、多くのミネラルウォーターは硬度10以下の軟水なんです。もっともあえてミネラルウォーターを使うメリットは無いように思えますが。

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