土曜日

56■アミノ酸ーーータンパク

アミノ酸は21種類あり、その組み合わせで様々な自然界の生命や有機物が作られています。
このアミノ酸が数個結合したものが「ペプチド」、数十から数百個結合したものが「ポリペプチド」。さらに大きな分子になったものが「タンパク」と呼ばれています。
自然界ではタンパクやアミノ酸などが単独で存在していることはまれで、大概が何か別のものと結合して存在しています。その方が安定しているからなのです。
たとえば糖分と結合しているものは「糖タンパク」または「アミノ糖」などと呼ばれ、色素や金属と結合していることもよくあります。
自然界では有機物は様々なつながりをもって存在しているため、純粋に化学合成されたようなものと違って、同じ名前のもの(種類)でも性質が違ってくることは当然のことになるのです。
それが天然物なのです。

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