シルクは中心にフィブロイン、
その周囲にセリシン
と言うたんぱく質で構成されています。
天然のものはやや黄色みを帯びた色で、
これを精製(錬ると言います)して
外側のセリシンを落としたものが
あの白い光沢のあるキュッキュッと鳴くシルクです。
この外側のセリシンと内側のフィブロインは
どちらもたんぱく質ですが、
セリシンの方は、水溶性が強いアミノ酸が多く
過熱やアルカリで分解されやすく、
フィブロインはそれが少なく
分解されにくい構造になっています。
市販されているシルクファイバーが
セリシン付きのものかそうでないのかは
色で判断してください。
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