金曜日

13■ヒアルロン酸

「1gでこんなに・・・」というCMがある。
試薬ではヒアルロン酸は1g20万円もする。
工業品ではもっと安いのではあるが
それでもきわめて高価のものには違いない。

最近では安価な化粧品にもヒアルロン酸配合とあるが、
いったいどれだけの量が配合されているのやら
確かめるすべも無いが、
しかしそのヒアルロン酸自体がひとつの物質ではなく、
いくつかの状態のものの総称であり、
プロテオグリカンというムコ多糖
(天然では糖たんぱく質で存在)で
分子量が100万と言う巨大分子である。
独特の強力な粘性が特徴。

これは合成も可能で、
市販化粧品などに使われているものは、
安価に製造できるこれら合成品であろう。

まあ、どこまでをヒアルロン酸と言っていいのか
その辺もあいまいなんですがね。

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